XMゴールドのスプレッド重視なら、実測上はKIWAMI極口座が第一の選択肢です。
しかし「入金ボーナスやXMポイントを活用したい」「少額から試したい」という方には、スタンダード/マイクロ口座が選択肢になります。
本記事では、スタンダード/マイクロ口座のゴールドスプレッドを実測データで分析し、ボーナス込みの実質コストと最適な使い方を整理します。
この記事でわかること
※スタンダード口座とマイクロ口座は同じスプレッド設定のため、本記事ではまとめて解説しています。両口座の違いは「1ロットあたりの取引単位」であり、スプレッドは同一です。
口座タイプ選びで迷っているなら、XM口座タイプ別ドル円スプレッド徹底比較(実測)からご覧ください。
スタンダード/マイクロ口座はボーナスが適用される口座タイプ
スタンダード/マイクロ口座は、XMで唯一「入金ボーナス」と「XMポイントのボーナス交換」が使える口座タイプです。
ゴールドのスプレッドは平均4.42pips(NY時間帯は4.38pips)で、KIWAMI極口座(約2.0pips)よりコストは高くなりますが、ボーナスによる資金効率アップで補える場面があります。
スタンダード/マイクロ口座の3行まとめ
- 特徴: 入金ボーナス・XMポイント還元が適用される
- 最適時間帯:NY時間(21:00〜翌5:59)|平均4.38pips・中央値4.38pips
- スプレッドが広がりやすい時間帯:早朝6〜8時台|平均4.69pips、最大5.33pipsまで拡大
| 項目 | スタンダード/マイクロ | KIWAMI極 | |
| 平均スプレッド | 約4.4pips | 約2.0pips | |
| 最適時間帯(NY時間) | 約4.4pips | 約1.97pips | |
| 入金ボーナス | 最大10,500ドル相当 | なし | |
| XMポイント交換 | ボーナス(1XMP=1ドル) 現金(15XMP=1ドル) | 現金のみ(15XMP=1ドル) | |
| スワップ | 発生する | スワップフリー | |
| 最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | |
スタンダード/マイクロ口座の4つのポイント
スタンダード/マイクロ口座を検討する際のポイントは「ボーナスによる資金効率」と「取引の柔軟性」にあります。
入金ボーナスで証拠金を増やせる
スタンダード/マイクロ口座の特徴のひとつは、入金ボーナスを受け取れることです。
XMでは、100%+20%の2段階入金ボーナス(最大10,500ドル相当)を提供しています。
10万円を入金した場合
| 項目 | 金額 |
| 入金額 | 100,000円 |
| 100%ボーナス(最初の75,000円) | 75,000円 |
| 20%ボーナス(残りの25,000円) | 5,000円 |
| ボーナス合計 | 80,000円 |
| 証拠金合計 | 180,000円 |
証拠金が1.8倍になることで、ゴールドのボラティリティ(1日$50〜$100=500〜1,000pips動くことも)に対する余裕が生まれます。
KIWAMI極口座・ゼロ口座では入金ボーナスが使えないため、この点がスタンダード/マイクロ口座を検討する際の大きな理由のひとつになります。
XMポイントを「ボーナス交換」できる
XMでは取引するたびにXMポイント(XMP)が貯まりますが、口座タイプによって交換方法が異なります。
| 口座タイプ | XMポイント交換方法 |
| スタンダード/マイクロ | ボーナス交換(1XMP=1ドル) 現金交換(15XMP=1ドル) |
| KIWAMI極 | 現金交換のみ(15XMP=1ドル) |
| ゼロ | XMP付与対象外 |
ボーナスと現金の換金率の差は15倍です。
同じ15XMPでも、ボーナス交換なら15ドル相当、現金交換なら1ドル相当と大きな差があります。
取引を重ねるほど、この差が実質コストに影響してきます。
※2025年12月にXMPの制度が刷新されました。詳細は「XMTradingロイヤルティプログラム完全ガイド」を参照してください。
マイクロ口座なら少額からゴールドを試せる
| 口座タイプ | 1ロット | 最小取引単位(0.01ロット) |
| スタンダード口座 | 100オンス | 1オンス |
| マイクロ口座 | 1オンス | 0.01オンス |
マイクロ口座なら最小0.01ロット(数百円相当から目安)で取引できるため、「ゴールドに興味があるけど、いきなり大きなポジションは怖い」という方に適しています。
入金ボーナスと組み合わせれば、リスクを抑えながら実践経験を積むことができます。
スワップポイントが発生する
KIWAMI極口座はスワップフリーのため、プラススワップも受け取れません。
スタンダード/マイクロ口座ではスワップが発生するため、金利動向によってはスワップ収益を狙える可能性があります。
ただし、スワップは日々変動するため、中長期保有を検討する場合は当日の条件確認が必要です。
ボーナス+XMポイント還元による実質コスト計算
※本記事の「1pips」は、XMのゴールド(GOLD)で 0.1ドルの値動き=1pips として計算します。
そのため 1ロット(100oz)あたりの1pips損益は10ドル(=約1,500円 ※1$=150円換算) です。
入金ボーナスの効果
10万円入金で証拠金18万円になれば、同じ資金でもより大きなポジションを持てます。また、同じポジションサイズでも余裕を持った運用が可能です。
ゴールドは値動きが大きく逆行も起きやすいため、証拠金に余裕があるほど強制ロスカットまでの余力(耐えられる値幅)が増え、ポジションを安定して保有しやすくなります。
XMポイント還元の効果
Bronzeステータスでの試算(ゴールド1ロット・自己資金100%の場合)
| 項目 | 計算 | ||
| 取引量 | 100oz × 4,000ドル = 400,000 USD | ||
| 係数(Precious Metals・Bronze・Standard) | 8.55 | ||
| 獲得XMP | 400,000 ×(8.55 ÷ 1,000,000)× 1.0 = 3.42 XMP | ||
| ボーナス換算(1XMP=1ドル) | 3.42ドル(約500円) |
新制度ではXMPの計算式が「取引量(USD)×係数×残高比率」に変更されました。
ステータスが上がると係数も上がり、同じ取引でもより多くのXMPを獲得できます。
KIWAMI極口座は係数が低く(Precious Metals・Bronze:2.4)、現金交換のみ(15XMP=1ドル)のため、還元効率はスタンダード/マイクロ口座より下がります。
KIWAMI極口座との実質コスト比較
| 項目 | スタンダード/マイクロ | KIWAMI極 | |
| 表面スプレッド | 4.42pips | 2.0pips | |
| XMポイント | ボーナス交換(1XMP=1ドル) 現金交換(15XMP=1ドル) | 現金交換のみ(15XMP=1ドル) | |
| 係数(Precious Metals・Bronze) | 8.55 | 2.4 | |
表面スプレッドの差は約2.4pips、1ロットあたりの差額は 2.4pips × 1,500円 ≒ 約3,600円 となります。
XMPの還元効果はステータス・残高比率により変動するため、詳細は「XMTradingロイヤルティプログラム完全ガイド」を参照してください。
入金ボーナスを加味した損益分岐点
入金ボーナスが約80,000円ある場合、損益分岐点は以下のようになります。
● 損益分岐点:80,000円 ÷ 3,600円 ≒ 約22ロット
つまり、累計の取引量が約22ロットに達するまでは「ボーナスで増えた証拠金のメリット」が上回るということです。
たとえば、初期運用や小ロット運用では、ボーナスの恩恵を受けやすくなります。
逆に、取引頻度が高く累計22ロットを早期に超える見込みなら、最初からKIWAMI極の方が有利になります。
XM スタンダード/マイクロ口座の実測スプレッドデータ
時間帯別スプレッド一覧
| 時間帯(日本時間) | 最小 | 最大 | 平均 | 中央値 |
| 09:00〜16:59(東京時間) | 4.23pips | 4.70pips | 4.43pips | 4.39pips |
| 17:00〜翌01:59(ロンドン時間) | 4.21pips | 4.63pips | 4.38pips | 4.38pips |
| 21:00〜翌05:59(NY時間) | 4.16pips | 4.54pips | 4.38pips | 4.38pips |
| 06:00〜08:59(早朝) | 4.18pips | 5.33pips | 4.69pips | 4.64pips |
最適な取引時間帯
NY時間帯(21:00〜翌5:59)が平均4.38pipsで最も有利です。
特に深夜1〜5時台は平均4.30〜4.38pipsで安定しており、流動性が高く約定も安定しやすくなっています。
時間別平均スプレッド(ベスト5)
| 時間帯 | 平均スプレッド |
| 5時台 | 4.30pips |
| 18時台 | 4.33pips |
| 1時台 | 4.36pips |
| 2時台 | 4.36pips |
| 17時台 | 4.36pips |
スプレッドが広がりやすい時間帯
早朝6〜8時台は平均4.69pips、最大5.33pipsまで拡大します。
特に8時台は平均4.93pipsと突出して広く、メンテナンス明けの流動性低下が影響しています。
時間別平均スプレッド(ワースト5)
| 時間帯 | 平均スプレッド |
| 8時台 | 4.93pips |
| 9時台 | 4.50pips |
| 10時台 | 4.49pips |
| 6時台 | 4.44pips |
| 13時台 | 4.43pips |
曜日×時間帯別スプレッド一覧
ヒートマップ

配色の意味
- 青:スプレッドが狭い(有利)
- 黄色:中間
- 赤:スプレッドが広い(不利)
曜日別の傾向
| 曜日 | 平均スプレッド | 特徴 |
| 月曜日 | 4.62pips | 週明けで最も広い。8時台は5.30pipsまで拡大 |
| 火曜日 | 4.43pips | 8時台が5.33pipsと週内で最大 |
| 水曜日 | 4.35pips | 全曜日で最も安定。 |
| 木曜日 | 4.36pips | 水曜と同水準で安定 |
| 金曜日 | 4.41pips | やや広め。週末を控えた調整の動き |
| 土曜日 | 4.40pips | 早朝クローズ前のため参考値 |
スプレッド安定傾向:水曜〜木曜のNY時間帯(21:00〜翌5:59)
スプレッドが最も安定するのは水曜と木曜です。
特にNY市場が活発な夜間から早朝にかけて、週内で最も狭いスプレッドが観測されています。
スプレッドが狭い時間
- 水曜21時台:4.21pips
- 木曜5時台:4.16pips(週内最小)
この時間帯は流動性が高く、スプレッドコストを抑えたい方に適した時間帯です。
スプレッドが広がりやすい傾向:月曜全般、火曜の早朝〜午前中
週明けは流動性が回復しきっておらず、スプレッドが全体的に広がります。
スプレッドが広い時間
- 月曜日:終日にわたって4.5〜5.3pips台と高水準。特に8時台は5.30pipsまで拡大
- 火曜の早朝〜午前中:8時台が5.33pipsと週内最大。11時頃まで4.5pips以上が続く
月曜に取引する場合は、コストが上乗せされることを前提にした戦略が必要です。
火曜も午後以降、相場が落ち着いてからのエントリーが無難でしょう。
スプレッド安定性分析

早朝(6〜8時台)は、メンテナンス明け直後でスプレッドが一時的に拡大しがちです。
そのため本章では、「通常時の安定性」を正しく見る目的で、早朝6〜8時台を除外して分析します。
統計値(早朝6〜8時台を除く)
| 指標 | 値 |
| 中央値(Median) | 4.38pips |
| 80%レンジ | 4.25〜4.57pips |
| 最小値 | 4.16pips |
| 最大値 | 4.70pips |
早朝を除けば、スプレッドは4.25〜4.57pipsの範囲に80%以上が収まっています。
変動幅は約0.32pipsと比較的安定しており、約定のしやすさにもつながります。
曜日による差
グラフを見ると、月曜日(青線)が全体的に高い位置で推移しています。
一方、水曜・木曜は中央値付近で安定しており、スプレッドのブレが少なくなっています。
時間帯だけでなく曜日も考慮すると、より有利な条件で取引できます。
分析の前提条件
使用データと計測方法
| 項目 | 内容 |
| 口座 | XM Trading スタンダード口座(リアル口座) |
| プラットフォーム | MT5 |
| 取得方法 | ティックデータからスプレッドを記録 |
| 計測期間 | 2025年11月3日〜11月8日(約1週間) |
| データ件数 | 約145万件 |
| 時間軸 | すべて日本時間(JST)に統一 |
分析から除外・補足した時間帯
除外・補足した時間帯
- メンテナンス時間(冬時間:6:58〜8:02)は取引停止のため、7時台のデータは存在しません
- 土曜日早朝のデータは参考値として集計していますが、週末クローズ前のため本記事の分析対象からは除外しています
トレードスタイル別の使い方
ボーナスで資金効率を上げたい人 → スタンダード/マイクロ
入金ボーナスを活用して証拠金に余裕を作り、ゴールドの値動きに耐えやすくする使い方です。
「最初の資金が少ない」「ロットを抑えて始めたい」人ほど、ボーナスの恩恵を受けやすくなります。
ボーナスのメリット
- 入金ボーナスを使えるため、証拠金に余裕を持たせやすい
- 取引量が増えるほどXMポイントなどでリターンを得やすい
- 取引回数が多くない場合、スプレッド差よりも「証拠金の余裕」により有利になる
少額から始めたい初心者 → マイクロ
「いきなり大きなロットは怖い」「まずは実践で経験を積みたい」人に向くのがマイクロです。
少ない数量から始めやすく、損益のブレを抑えて練習できます。
マイクロ口座のメリット
- マイクロは取引単位が小さく、同じ値動きでも損益の振れ幅を抑えやすい
- 最小取引サイズ
MT5:最小0.1ロット
MT4:最小0.01ロット - 入金ボーナスと組み合わせると、証拠金に余裕ができてロスカット耐性を上げやすい
慣れてきたら取引頻度・方針に応じてスタンダード口座やKIWAMI極口座の併用が可能です。
コスト最優先・短期売買メイン → KIWAMI極口座
「とにかく取引コストを下げたい」「短期売買が中心」という人向けです。
KIWAMI極口座のメリット
- 低スプレッド設計でスキャルピング/デイトレに向きやすい
- スワップフリーのため、持ち越しコストが気にならない
ただし、入金ボーナスなど「ボーナス系のメリット」は基本的に得にくい設計です。
詳しい内容はKIWAMI極口座×ゴールドの実測データ記事からご覧いただけます。
「ゼロ口座はスプレッドが狭いのでは?」への回答
ゼロ口座は「表示スプレッドが狭く見える」一方で、取引手数料が発生する仕組みです。
したがって「スプレッド+手数料の合計(実質コスト)」で比較するのが前提になります。
より詳しい内容はゼロ口座×ゴールドの実測データ記事をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. XMでゴールドを取引するならどの口座タイプが適していますか?
A. 目的によります。
スト最優先の場合、KIWAMI極口座(スプレッド約2.0pips・手数料なし)
ボーナスを活用する場合はスタンダード/マイクロ口座が対象となります。
Q. スタンダード口座とマイクロ口座でゴールドのスプレッドは違いますか?
A. 同じです。
両口座の違いは1ロットあたりの取引単位のみ(スタンダード:100オンス、マイクロ:1オンス)です。
Q. XMのゴールドはいつ取引するのがスプレッドが狭いですか?
A. NY時間帯(21:00〜翌5:59)が平均4.38pipsで最も有利です。
特に深夜1〜5時台は4.30〜4.38pipsで安定しています。
逆に早朝6〜8時台は平均4.69pipsまで広がります。
Q. KIWAMI極口座とスプレッドはどれくらい違いますか?
A. KIWAMI極口座は平均約2.0pips、スタンダード/マイクロ口座は平均約4.42pipsです。
差は約2.4pipsあります。
ただし、ボーナスとXMポイント還元を含めた「資金効率」で考えると、取引頻度が低い場合はスタンダード/マイクロ口座にもメリットがあります。
Q. 入金ボーナスはどれくらいもらえますか?
A. 100%+20%の2段階ボーナス(最大10,500ドル相当)です。
10万円入金なら約8万円のボーナスが付与され、証拠金18万円でスタートできます。
Q. XMポイントはどれくらいお得になりますか?
A. XMPは「取引量(USD)×係数×残高比率」で計算されます。
ゴールド1ロット(Bronze・Standard・自己資金100%)の場合、約3.42XMPが獲得でき、ボーナス交換で約3.42ドル相当になります。
ステータスが上がると係数も上がり、より多くのXMPを獲得できます。
KIWAMI極口座は係数が低く、現金交換のみ(15XMP=1ドル)のため還元効率は下がります。
詳細は「XMTradingロイヤルティプログラム完全ガイド」を参照してください。
Q. ゼロ口座はスプレッドが最も狭いですか?
A. 表示スプレッドは狭いですが、ゴールドは手数料(約4.0pips相当)が加算されます。
実質コストは約5.3〜5.5pipsとなり、KIWAMI極口座より割高です。
Q. スワップポイントは発生しますか?
A. スタンダード/マイクロ口座では発生します。
KIWAMI極口座はスワップフリーです。
スワップ狙いの中長期保有を検討する場合は当日の条件確認が必要です。
まとめ
XMスタンダード/マイクロ口座でゴールドを取引する場合、スプレッドはKIWAMI極口座より約2.4pips広くなります。
しかし「入金ボーナス」と「XMポイントのボーナス交換」を活用すれば、資金効率の面でメリットがあります。
スタンダード/マイクロ口座の特徴に合うケース
- 入金ボーナスで証拠金を増やし、資金効率を上げたい
- XMポイントをボーナス交換して長期的にコストを下げたい
- マイクロ口座で少額からゴールドを試したい
- 取引頻度が月に数ロット程度
KIWAMI極口座の特徴に合うケース
- スプレッドコストを最小化したい
- スキャルピング・高頻度デイトレードがメイン
- スワップフリーで持ち越したい
最適な取引時間帯
- NY時間帯(21:00〜翌5:59)、特に深夜1〜5時台
- スプレッドが広がりやすい時間帯:早朝6〜8時台(特に8時台は平均4.69pips、最大5.33pips)


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