KIWAMI極口座のNY時間帯なら、ドル円で1.16 pips、ゴールドで約2.0 pips。一方、スタンダード口座の早朝は3.81 pips以上に広がる。
「XMはスプレッドが広い」という声は、スタンダード口座を使って、時間帯を気にせずトレードしているケースがほとんどです。
この記事では、当サイトが独自に取得したティックデータ(累計数百万件)の実測結果をもとに、口座タイプ別のスプレッドと、時間帯による変動を整理しています。
この記事でわかること
📌 当サイトの実測データについて
本記事に掲載している数値は、XMのMT5からティックデータを抽出し、時間帯別に集計・分析したものです。公式サイトの「平均スプレッド」をそのまま転記したものではありません。データの計測条件(期間・件数・集計方法)は、各銘柄・口座タイプの詳細記事に記載しています。
XMのスプレッドは広すぎて勝てない?実測データで検証
「XMはスプレッドが広すぎて勝てない」──これは、XMの評判を調べると必ず目にする声です。
この疑問に対して、実測データをもとに整理します。
「広い」と言われる背景
まず事実として、XMのスタンダード口座のドル円スプレッドはNY時間で平均2.35 pips。スプレッド特化型の他業者と比べれば、確かに広めの水準です。
これはXMのビジネスモデルに起因しています。XMは入金ボーナス(最大$10,500)やロイヤルティプログラム(XMポイント)といった特典に力を入れており、そのコストがスプレッドに反映されている構造です。
ただし、「XMのスプレッドが広い」という話は、主にスタンダード口座に当てはまるもので、口座タイプによって事情が異なります。
口座タイプで実質コストは大きく変わる
当サイトの実測データ(NY時間帯の平均値)で比較すると、口座タイプによるドル円の実質コスト差は以下のとおりです。
ドル円(USD/JPY)口座タイプ別 実質コスト
| 口座タイプ | 実質コスト(NY時間) | 備考 |
|---|---|---|
| KIWAMI極 | 1.16 pips | 手数料なし・スワップフリー |
| Zero(手数料込) | 1.67 pips | 生スプレッド0.17 + 手数料1.5 pips |
| スタンダード/マイクロ | 2.35 pips | ボーナス対象・XMP還元あり |
KIWAMI極口座のドル円1.16 pipsは、スタンダード口座の約半分のコストです。
「XMは広い」という評価は、あくまでスタンダード口座の話。KIWAMI極口座を使えば、コスト面で不利とは言えない水準です。
時間帯の選び方で「勝てない」を回避できる
もうひとつの重要な変数が、取引する時間帯です。
同じKIWAMI極口座でも、NY時間と早朝では2倍以上のコスト差があります。
| 口座タイプ | NY時間平均 | 早朝平均(6-8時台) | 拡大率 |
|---|---|---|---|
| KIWAMI極 | 1.16 pips | 2.60 pips | +124% |
| Zero(実質) | 1.67 pips | 2.75 pips | +65% |
| スタンダード | 2.35 pips | 3.81 pips | +62% |
「スプレッドが広くて勝てない」と感じている場合、まず確認すべきは「いつ取引しているか」です。
早朝(日本時間6〜8時台)に取引している場合、口座タイプに関係なくコストが大幅に膨らんでいる可能性があります。
口座タイプと時間帯──この2つを見直すだけで、取引コストの環境は大きく変わります。
口座タイプ別スプレッド一覧と実質コスト
各口座タイプのスプレッド制度と、実測データから算出した実質コストを一覧で比較します。
| 項目 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 | スタンダード / マイクロ口座 |
|---|---|---|---|
| スプレッド方式 | 変動スプレッド (最小0.6pips〜) | 変動スプレッド (最小0.0pips〜) | 変動スプレッド (最小0.7pips〜) |
| 取引手数料 | なし | 往復10USD / ロット(FX・金・銀のみ) | なし |
| ドル円 実質コスト(NY時間) | 1.16 pips | 1.67 pips | 2.35 pips |
| ゴールド 実質コスト(NY時間) | 約2.0 pips | 約5.3 pips | 約4.4 pips |
| スワップ | フリー(主要銘柄) | 発生 | 発生 |
| ボーナス対応 | 口座開設ボーナスのみ | 口座開設ボーナスのみ | 全ボーナス対象 (入金・XMP) |
※ 実質コストは当サイトの実測データ(NY時間帯の平均値)に基づきます。ゼロ口座は手数料込みの値です。
ゴールドではゼロ口座の実質コストが最も高くなる点に注意してください。銘柄によってコスト順位が変わるため、「どの口座が一番安いか」は取引する銘柄で異なります。
以下、各口座タイプのスプレッド特性を銘柄ごとに見ていきます。
KIWAMI極口座(スプレッド最狭・手数料なし)
XMで取引コストを最も抑えたいなら、KIWAMI極口座が第一候補です。
KIWAMI極口座の実測スプレッド
| 銘柄 | NY時間平均 | 最安時間帯 | データ出典 |
|---|---|---|---|
| ドル円(USD/JPY) | 1.16 pips | 深夜1〜4時(1.13-1.16 pips) | 詳細データ→ |
| ゴールド(XAUUSD) | 1.97 pips | NY時間22時台(1.77 pips) | 詳細データ→ |
口座の特徴: 取引手数料なし、スワップフリー、最大レバレッジ1,000倍。入金ボーナスは対象外ですが、新規口座開設ボーナスは利用可能です。
スキャルピングからデイトレードまで、コスト重視のトレーダーに最も適した口座タイプです。
ゼロ口座(狭スプレッド+手数料モデル)
ゼロ口座は、生スプレッドと手数料を分離した構造です。透明性が高い反面、銘柄によっては実質コストが割高になります。
ゼロ口座の実測スプレッド
注意点: ゴールドの場合、ゼロ口座は3口座中で実質コストが最も高くなります。これはゼロ口座の手数料がゴールドの価格帯では相対的に大きくなるためです。ゴールドを中心に取引するなら、KIWAMI極口座を選ぶ方が合理的です。
口座の特徴: 最大レバレッジ500倍(他口座より低い)、入金ボーナス・XMポイントは対象外。生スプレッドが見えるため、コスト構造を細かく管理したいトレーダー向けです。
スタンダード/マイクロ口座(ボーナス対応)
XMの各種ボーナスをフル活用できる口座タイプです。スプレッドは広めですが、ボーナスやXMポイントによる実質コストの圧縮が可能です。
スタンダード口座の実測スプレッド
口座の特徴: 入金ボーナス対象、XMポイント(ロイヤルティプログラム)で取引ごとにキャッシュバック、最大レバレッジ1,000倍。
マイクロ口座は1ロット=1,000通貨で、最小取引数量は以下の通りです。
最小取引数量
- MT4:0.01ロット(10通貨)
- MT5:0.1ロット(100通貨)
少額から始めたい人に適しています。
XMポイントの仕組みや計算方法については、XMロイヤルティプログラム完全ガイドで解説しています。
口座タイプ比較の要点まとめ
ドル円の実質コスト比較(NY時間)
| 口座タイプ | 実質コスト | コスト順位 |
|---|---|---|
| KIWAMI極 | 1.16 pips | 1位 |
| Zero(手数料込) | 1.67 pips | 2位 |
| スタンダード | 2.35 pips | 3位 |
ゴールドの実質コスト比較(NY時間)
| 口座タイプ | 実質コスト | コスト順位 |
|---|---|---|
| KIWAMI極 | 約2.0 pips | 1位 |
| スタンダード | 約4.4 pips | 2位 |
| Zero(手数料込) | 約5.3 pips | 3位 |
銘柄によってコスト順位が変わる点に注意してください。ドル円ではZero口座が2番目ですが、ゴールドではZero口座が最も高コストになります。
銘柄別の口座選びの詳細は、以下の比較記事で確認できます。
スプレッドが広がる時間帯と狭い時間帯
XMは変動スプレッド制を採用しているため、時間帯によってスプレッドが大きく変わります。
実測データから、狭い時間帯と広がる時間帯を整理します。
最も狭い時間帯:NY時間(深夜帯)
実測データの範囲では、どの口座タイプでもスプレッドが最も安定して狭くなるのはNY時間帯です。
ドル円の時間帯別スプレッド(全口座比較)
| 時間帯 | KIWAMI極 | Zero(実質) | スタンダード |
|---|---|---|---|
| 東京時間(9-17時) | 1.17 pips | 1.71 pips | 2.38 pips |
| ロンドン時間(17-翌2時) | 1.18 pips | 1.68 pips | 2.37 pips |
| NY時間(21-翌6時) | 1.16 pips | 1.67 pips | 2.35 pips |
| 早朝(6-8時台) | 2.60 pips | 2.75 pips | 3.81 pips |
ロンドン市場とNY市場が重なる日本時間22時〜翌2時頃が、流動性が最も高く、スプレッドが安定して狭くなる時間帯です。
ゴールドの場合も同様に、NY時間帯が最も有利。
KIWAMI極口座では、東京時間の平均2.02 pipsに対してNY時間は1.97 pipsと、2.6%のコスト差が生まれます。
1回あたりの差は小さくても、取引回数を重ねるスキャルピングでは無視できない差です。
各銘柄の時間帯別詳細データは、口座タイプ別の個別記事で確認できます。
最も広がる時間帯:早朝6〜8時台
全口座共通で、日本時間の早朝6〜8時台(特に7時台)はスプレッドが通常時の2〜5倍に拡大します。
早朝のスプレッド拡大データ(ドル円)
| 口座タイプ | NY時間平均 | 早朝平均 | 拡大率 | 早朝の最大値 |
|---|---|---|---|---|
| KIWAMI極 | 1.16 pips | 2.60 pips | +124% | 6.74 pips |
| Zero(生) | 0.17 pips | 1.25 pips | +635% | 20.50 pips |
| スタンダード | 2.35 pips | 3.81 pips | +62% | 22.10 pips |
早朝にスプレッドが広がる理由は、欧米市場がクローズしアジア市場が本格的に始まる前の、流動性が極端に低い時間帯だからです。
この時間帯は成行注文のスリッページリスクも高く、新規エントリーは原則として避けるのが無難といえるでしょう。
経済指標発表時・年末年始
雇用統計やFOMCなどの重要経済指標の発表前後にも、スプレッドは一時的に拡大します。
また、クリスマスや年末年始の期間は市場全体の流動性が低下するため、通常よりも広がりやすくなります。
指標カレンダーを事前に確認し、発表直前・直後の取引は慎重に判断してください。
スプレッドの確認方法(MT4/MT5・スマホ)
XMのリアルタイムスプレッドは、取引プラットフォーム上で確認できます。
PC版(MT4/MT5)
確認手順
- MT4/MT5にログイン
- 「気配値表示」ウィンドウ内で右クリック
- 「スプレッド」を選択
- 各銘柄のスプレッドが数値で表示される
スマホアプリ
手順
- MT4:気配値(Quotes)を シンプル表示 / アドバンス表示 に切り替えできます。アドバンス表示にするとスプレッドが表示されます。
- MT5:気配値(Quotes)画面で表示を 「Advanced(詳細)」 に切り替えると、スプレッドが表示されます。もし表示されていない場合は、気配値画面の 表示項目(列)の設定から 「Spread」 を追加表示してください。
pips換算
MT4/MT5の気配値に表示されるスプレッド値は、pipsとは単位が異なります。
換算方法
表示値 × 0.1 = pips
例えば「15」と表示されていれば、15 × 0.1 = 1.5 pips です。
スプレッドの計算方法
スプレッドの単位(pips)
スプレッドは「pips」という単位で表記されます。
銘柄の表記
- 円建て通貨ペア(ドル円、ユーロ円など):0.01円 = 1 pip
- ドル建て通貨ペア(ユーロドル、ポンドドルなど):0.0001ドル = 1 pip
- ゴールド(XAUUSD):0.1ドル = 1 pip
取引コストの計算
スプレッドから実際のコスト(円)を算出する方法です。
計算式
スプレッド(pips)× 取引量 × 1 pipあたりの金額
ドル円1ロット(10万通貨)の場合
- スプレッドが1.5 pipsなら → 1.5 × 100,000 × 0.01 = 1,500円
よくある質問(FAQ)
Q. リアルタイムのスプレッドはどこで確認できますか?
MT4/MT5の「気配値(Quotes)」で確認できます。
確認手順
- PC版(MT4/MT5)
「気配値表示」内で右クリック → 「スプレッド」 を表示(チェック)すると、各銘柄のスプレッドが表示されます。 - スマホ(MT5)
「気配値(Quotes)」で 表示項目(列)に「Spread」 を表示すると確認できます(表示が見当たらない場合は、気配値画面の表示項目設定で追加します)。 - スマホ(MT4)
「気配値(Quotes)」を シンプル表示 → アドバンス表示(Advanced view) に切り替えると、スプレッドが表示されます。
Q. デモ口座とリアル口座でスプレッドは同じですか?
XMのデモ口座はリアル口座とほぼ同じ環境で動作しており、スプレッドの基本条件もほぼ同じです。
ただし、リアル口座では実際の流動性や約定状況が反映されるため、完全に一致するとは限りません。
Q. KIWAMI極口座のスプレッドは本当に狭いですか?
少なくとも当サイトの実測では、XMの4つの口座タイプの中で実質コストが最も低い口座です。
ドル円のNY時間平均は1.16 pipsでした。
ただし、他業者のスプレッド特化型口座(Exness等)との比較は、計測条件の違いもあるため、単純比較が難しい点にはご留意ください。
Q. スプレッドが広がりやすい時間帯はいつですか?
実測データから、日本時間の早朝6〜8時台(特に7時台)が最もスプレッドが広がりやすい時間帯です。
全口座タイプで通常時の2〜5倍に拡大します。また、重要経済指標の発表前後や年末年始も広がる傾向があります。
Q. ゼロ口座の手数料はいくらですか?
ゼロ口座の取引手数料は、1ロットあたり往復10ドルです。
pipsに換算すると、ドル円の場合はUSD/JPYの水準にもよりますが、1ドル=150円前後であれば約1.5 pips相当になります。
まとめ
XMのスプレッドについて、当サイトの実測データから言えることを整理します。
口座タイプの選び方
- コスト最優先 → KIWAMI極口座(ドル円1.16 pips・ゴールド約2.0 pips)
- ボーナス活用 → スタンダード/マイクロ口座(XMPで実質コスト低減)
- 生スプレッドの透明性重視 → ゼロ口座(ただしゴールドは不向き)
時間帯の選び方
- 最もコストが低い → NY時間(日本時間21時〜翌6時)
- 最も避けるべき → 早朝6〜8時台(全口座で2〜5倍に拡大)
「広すぎて勝てない」と感じている場合は、口座タイプと取引時間帯の2つを見直すことで、取引環境は大きく改善できます。
各口座タイプ・銘柄の詳細な実測データは、以下の記事から確認できます。


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