XMでゴールド(XAUUSD)を取引する際、「KIWAMI極口座・Zero口座・スタンダード口座のどれを選ぶべきか?」と悩んでいませんか。
「Zero口座はスプレッドが狭いからお得」と思いがちですが、ゴールドでは手数料込みの実質コストが最も高くなります。
この記事では、各口座タイプのゴールドスプレッドを実測データで比較し、あなたの取引スタイルに最適な口座を明らかにします。
この記事でわかること
ティックデータから、スプレッドだけでなく、手数料・ボーナス・取引時間帯も含めた「実質コスト」を徹底検証しました。
口座タイプごとのゴールドスプレッド分析の詳細は、以下の関連記事からご覧いただけます。
【結論】XMでゴールドを取引するなら
| トレードスタイル | 推奨口座 |
| スキャル・デイトレ(コスト最優先) | KIWAMI極 |
| ボーナス活用・少額スタート | スタンダード/マイクロ |
| ゴールド取引には不向き | Zero(手数料で実質コスト最高) |
実質コスト順位(NY時間)
- KIWAMI極(約2.0pips)
- スタンダード/マイクロ(約4.4pips)
- Zero(約5.3pips)
全口座共通: 早朝6-8時台(特に8時台)は避ける
XM 口座タイプ別の最適なトレーダー像
各口座タイプがどんなトレーダーに向いているか、一覧表で確認しましょう。
| 口座タイプ | 最適なトレーダー | 実質コスト(NY時間平均) | 主な特徴 |
| KIWAMI極 | コスト最優先のスキャル・デイトレ | 約1.97pips | 取引コスト最安・スワップフリー・手数料なし |
| スタンダード/マイクロ | ボーナス活用・少額スタート・中長期保有 | 約4.38pips | 入金ボーナス対象・XMポイント還元 |
| Zero | ゴールドには不向き | 約5.3pips(生1.28pips+手数料約4.0pips) | 生スプレッドは最狭だが手数料で逆転 |
※本表の数値は、各口座の1時間平均スプレッドを時間帯別に集計したものです。
※Zeroは「生スプレッド」と「手数料込みの実質コスト」を併記。
Zero口座の手数料について
Zero口座はスプレッドが狭い一方で、取引手数料が発生します。
XM公式では「取引額10万ドルあたり片道5ドル(往復10ドル)」で計算される仕組みです。
ゴールド(XAUUSD)は取引額が大きくなりやすいため、手数料込みで見ると実質コストが高くなる傾向があります。
※ゴールドの具体的な計算(pips換算)は、以下の記事をご覧ください。
→ Zero口座の手数料計算(ゴールドの例)を確認する
実測データで口座タイプを比較|スプレッドが狭い時間帯
ここからは、実測データをもとに各口座のスプレッドが狭い時間帯を詳しく見ていきます。
時間帯別スプレッド比較表
| 時間帯 | KIWAMI極 | Zero(生) | Zero(実質) | スタンダード/マイクロ |
| 東京時間(9-17時) | 2.02pips | 1.49pips | 約5.5pips | 4.43pips |
| ロンドン時間(17-翌2時) | 1.98pips | 1.35pips | 約5.4pips | 4.38pips |
| NY時間(21-翌6時) | 1.97pips | 1.28pips | 約5.3pips | 4.38pips |
| 早朝(6-8時台) | 2.23pips | 2.56pips | 約6.6pips | 4.69pips |
※Zero口座の実質コスト=生スプレッド+往復手数料約4.0pips相当(価格が4,000ドルの場合)
口座タイプ別 最もスプレッドが狭い時間帯
コストを抑えたいなら、以下の時間帯を狙うのが効果的です。
スプレッドが狭い時間帯
- KIWAMI極口座:NY時間帯(21:00〜翌5:59)、特に深夜1〜4時が安定
- Zero口座:NY時間帯が最狭だが、手数料込みでは依然として最も高コスト
- スタンダード/マイクロ口座:NY時間帯(21:00〜翌5:59)、深夜1〜5時台が狙い目
いずれの口座でも、NY市場とロンドン市場が重なる時間帯が最も有利です。
実測データで口座タイプを比較|スプレッドが広い時間帯
ここでは、実測データをもとに各口座のスプレッドが広がりやすい時間帯を見ていきます。
全口座共通で避けるべき時間帯
実測データを分析した結果、どの口座タイプでも早朝6〜8時台(特に8時台)のスプレッドが通常の1.1〜2倍に拡大することがわかりました。
これは口座選びとは別の話で、どの口座を使っていても同じリスクがあります。
早朝時間帯の実測値(06:00〜08:59平均)
| 口座タイプ | NY時間帯平均 | 早朝平均 | 拡大率 | 早朝最大値 |
| KIWAMI極 | 1.97pips | 2.23pips | +13% | 2.84pips |
| Zero(生) | 1.28pips | 2.56pips | +100% | 6.03pips |
| Zero(実質) | 約5.3pips | 約6.6pips | +25% | 約10.0pips相当 |
| スタンダード/マイクロ | 4.38pips | 4.69pips | +7% | 5.33pips |
特に危険な8時台(冬時間)
8時台だけを見ると、さらに状況は深刻です。
8時台のスプレッド
- KIWAMI極口座:通常の約1.4倍に拡大
- Zero口座:平均約3.5pips(生スプレッド)、最大6.03pips
- スタンダード/マイクロ口座:平均4.93pips(週内最大は5.33pips)
なぜ早朝は危険なのか
早朝にスプレッドが拡大する理由は主に2つあります。
早朝スプレッドが広がる理由
- 主要市場の参加者が少なく、流動性が著しく低下すること。東京市場がまだ本格稼働しておらず、NY市場はすでにクローズしている時間帯です。
- ゴールド特有のメンテナンス時間(冬時間:6:58〜8:02、夏時間:5:58〜7:02)の前後は特に流動性が低下しやすい傾向があります。
早朝取引を避けるだけで、無駄なコストを大幅に削減できます。
実測データで口座タイプを比較|スプレッドの安定性
スプレッドの「平均値」だけでなく、「安定性」も重要な指標です。
早朝6-8時台を除く通常時間帯での安定性
| 口座タイプ | 中央値 | 80%安定レンジ | レンジ幅 |
|---|---|---|---|
| KIWAMI極 | 1.99pips | 1.83–2.11pips | 0.28pips |
| Zero(生) | 1.24pips | 1.20–2.11pips | 0.91pips |
| スタンダード/マイクロ | 4.38pips | 4.25–4.57pips | 0.32pips |
Zero(生)は、狭いスプレッドが出る場面があるため下限が低くなり、結果としてレンジ幅が大きく見えます。
ゴールド特有の注意点:ボラティリティの高さ
ゴールドはドル円と比べてボラティリティ(値動き)が非常に大きい銘柄です。
ゴールドの値動き特性
- 1日の値幅:50〜100ドル(500〜1,000pips)動くことも珍しくない
- 1pips = 0.1ドル(ドル円とは異なる)
- 1ロット = 100オンス
この値動きの大きさは、スプレッドコストの差がより大きな影響を与えることを意味します。
例えば、1ロット取引でKIWAMI極(約2.0pips)とZero(約5.3pips)の差は3.3pips。これは1ロットあたり約33ドル(約5,000円)の差になります。
データ条件
本記事のデータは以下の条件で計測しています。
データ条件
- 時刻:日本時間(JST)
- 計測期間:2025年11月3日〜11月8日(約1週間)
- 計測方法:各口座のMT5ティックログから1時間平均を算出
| 口座タイプ | ティックデータ総数 |
| KIWAMI極 | 約145万件 |
| Zero | 約145万件 |
| スタンダード/マイクロ | 約145万件 |
※1週間のサンプルであり、相場環境によって傾向が異なる可能性があります。 ※Zero口座の実質コスト=生スプレッド+取引手数料(取引額10万ドルあたり往復10ドル)
本記事のpips定義(XAUUSD)
本記事では、0.1USDの値動きを1pipsとして表記しています。
XM公式のピップ値計算ツールでも同一の定義が採用されています。
各口座タイプの使い方とメリット
ここからは、各口座タイプのメリットと「どういう取引スタイルで、どう使うと強いか」をまとめて解説します。
KIWAMI極口座:ゴールド短期売買のベスト選択
KIWAMI極口座は、NY時間の実質コストが最安(平均約2.0pips)で、さらに手数料なしのためコスト把握がとにかくシンプルです。
おすすめの取引スタイル
- スキャルピング・デイトレード
- ゴールド取引のメイン口座
短期売買ほど数pipsの差が利益を左右するので、ゴールドを積極的に取引するならKIWAMI極口座が最適です。
また、スワップフリーなので、万が一持ち越ししてもコストがかかりません。
使い方の一例
- ゴールドの短期トレードは基本的にKIWAMI極口座で回す
- NY時間(21:00〜翌5:59)が狙い目
さらに詳しい時間帯別の実測データは、「KIWAMI極口座のゴールドスプレッド実測データ」で確認できます。
注意点
- 入金ボーナスは対象外
- XMPは貯まっても、KIWAMI極は現金交換のみなので還元効率は低い
Zero口座:生スプレッドは最狭だが、手数料込みで実質コストが最も高い
Zero口座は「スプレッドが最も狭い口座」として知られていますが、ゴールド取引では実質コストが最も高くなります。
なぜZeroはゴールドに向かないのか
- 手数料が約4.0pips相当かかる(4,000ドルの場合)
- 実質コスト:1.28pips + 4.0pips = 約5.3pips
- 実質コストはKIWAMI極(約2.0pips)の2倍以上
具体例:10pips狙いのスキャルピング
- 利益:10pips
- 実質コスト:5.3pips
- 手元に残る:4.7pips
スキャルピングでは期待値がマイナスになりやすく、ゴールドのZero口座での短期売買は推奨できません。
詳しい分析は「Zero口座のゴールド実測データ」をご覧ください。
Zeroが向いているケース
- ゴールドではなく、FX通貨ペア(ドル円など)を取引する場合
- 手数料とスプレッドを分けて管理したいコスト管理重視の大口取引
スタンダード/マイクロ口座:ボーナス+少額スタート向け
スタンダード/マイクロ口座は、表面スプレッドは広め(約4.4pips)ですが、入金ボーナスとXMP還元によって「証拠金効率」を高められるのが強みです。
おすすめの取引スタイル
- スイングトレード
- ボーナスを最大活用したい人
- 少額からゴールドを試したい初心者(マイクロ口座)
使い方の一例
- 入金ボーナスで証拠金効率を上げて中長期運用
- マイクロ口座で少額からゴールドを試す
- XMP還元により実質コストを圧縮
時間帯別の傾向まで含めた詳細は、「スタンダード/マイクロ口座のゴールドスプレッド実測データ」をご覧ください。
注意点
- スプレッドはKIWAMI極より約2.4pips広い
- 短期売買を繰り返すと、コスト差が積み上がる
よくある質問:口座タイプ選びのQ&A
Q1. ゴールドはどの口座が一番コストが安い?
A. KIWAMI極口座が最安です(NY時間で約2.0pips)。
実質コストの比較
- KIWAMI極:約2.0pips
- スタンダード/マイクロ:約4.4pips
- Zero:約5.3pips(生1.28pips+手数料約4.0pips)
ドル円と異なり、ゴールドではZeroが最もコスト高になる点に注意してください。
Q2. Zero口座はスプレッドが狭いのになぜ不向き?
A. 手数料がゴールドでは高くなるためです。
Zero口座の手数料は「取引額10万ドルあたり往復10ドル」で計算されます(XM公式)。
ゴールド1ロット(100oz×約4,000ドル=40万ドル)では、往復手数料が約40ドル(約4.0pips相当)になります。
生スプレッド(1.28pips)を足すと、実質コストは約5.3pipsとなり、KIWAMI極の2倍以上です。
Q3. 早朝の取引はどの口座でも危険?
A. はい、6-8時台(特に8時台)は全口座で避けるべきです。
早朝のスプレッド
- KIWAMI極:早朝平均2.23pips、最大2.84pips
- Zero:早朝平均2.56pips(生)、最大6.03pips(生)
- スタンダード/マイクロ:早朝平均4.69pips、最大5.33pips
ゴールド特有のメンテナンス時間(冬時間:6:58〜8:02)も重なり、流動性が著しく低下しやすい傾向があります。
Q4. スタンダード口座のメリットは?
A. 入金ボーナスとXMポイント還元です。
スタンダード口座が選ばれる理由
- 入金ボーナス(最大10,500ドル相当)で証拠金が増える
- XMポイントのボーナス交換で実質コスト低減可能
- マイクロ口座なら少額からゴールドを試せる
取引回数が少ない中長期トレーダーには、スプレッド差よりボーナスの効果が大きくなります。
Q5. 口座タイプは後から変更できる?
A. 変更はできませんが、同一アカウント内で複数口座(最大8つ)を開設可能です。
利用したい口座タイプがあれば、後から追加で口座を開設することもできます。
まとめ:あなたに最適な口座タイプは?
最後に、改めて口座選びの結論をまとめます。
取引コスト最優先のスキャルピング・デイトレードなら → KIWAMI極口座
KIWAMI極口座の特徴
- NY時間約2.0pipsで手数料なし
- ゴールド取引で最もコストが安い
- スワップフリーで持ち越しコストなし
スイングトレードや初心者なら → スタンダード/マイクロ口座
スタンダード/マイクロ口座の特徴
- 入金ボーナスで証拠金効率アップ
- XMポイント(XMP)のボーナス交換が可能
- マイクロ口座なら少額からスタート可能
ゴールド取引には不向き → Zero口座
Zero口座の特徴
- 生スプレッドは最狭(NY時間1.28pips)
- しかし手数料込みで実質コストが最も高い(約5.3pips)
- ゴールドではなくFX通貨ペア向け
全ての口座で共通する重要事項
全口座共通事項
- 早朝6-8時台(特に8時台)は避ける
- NY時間(21-翌6時)が最も低スプレッド
- ゴールドは1pips=0.1ドル、1ロット=100オンス
口座タイプごとのゴールドスプレッド分析の詳細は、以下の関連記事からご覧いただけます。

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